
不妊治療2回目の採卵の話

採卵までの流れ
採卵までの治療方法
初めての採卵の時は6つの卵が育っていて、実際に採れたのは3つでした。
そして3つのうち正常受精が確認できたのは顕微授精にした1個だけ。
このことから今回は前回よりも多く、ギリギリまで注射をして卵を育てていこうということになり、採卵の2日前まで注射をしていました。
今までは自己注射は卵を育てるための注射だけでしたが、今回は直前に排卵しないための注射も自分で打ちました。
この注射がペンタイプの注射のような短い針ではなくて、とても長い針だったのでビビりまくっていたけれど、私よりもビビリで注射が苦手な旦那に見てもらいながら打ったら、強気になれたのか案外すんなり打つことができました。

いつも採血の時はじっくり血が抜かれるところを見るタイプの私。
採卵当日
採卵当日。8時40分の予約で、病院まで1時間ちょっとかかるため7時半に家を出ました。
家を出る前にボルタレンの座薬を肛門にぶち込みました。鎮痛剤だそうです。

この座薬、入れた直後にう○こしたくなるので苦手
病院についてチェックインをし、看護師さんに呼ばれるまで待合室で待ちます。
その後検査室へ行き、培養士さんへ旦那の精液を提出します。入念に本人確認をしていました。
そして着替えて個室のベッドの上で待ちます。
待っている間に隣の個室の人たちが呼ばれて、帰ってきた時に少し力ない声になっていたりするのでとても不安になりました。
しばらくしたら私も呼ばれ、まずは消毒と麻酔を打ってもらいました。
前回この消毒というのが痛かった記憶があったけれど、今回はわりと余裕がありました。
強くなったんだなぁと思いながら一度ベッドに戻ります。
そしてまたしばらくして呼ばれて、いよいよ採卵です。
「ではまず消毒しますねぇ」

嫌な予感しかしない
また消毒かよ。と思ったら今度の消毒は本当に痛かった…前回の痛みの記憶はこっちかい…!!と心の中でつっこむくらいの余裕はあったらしい。
でも本当にこの消毒で大出血してるんじゃないかと思うくらい痛かったです。
消毒が無事に済み、採卵へ移ります。
採卵は細い針を挿入し、膣を刺しそのまま卵胞まで刺し込みます。そして、卵子を吸引して回収するという感じです。
麻酔もしているし、鎮痛剤の座薬も入れているし、おそらく本当に細い針なんだろうけれど、今回はとても痛みを感じました。
刺す時にチクッとしますよーと言われてから刺されますが、チクッどころではなく、ズギュンって感じの痛みが一瞬あり、呼吸が止まります。
おそらく10分から15分くらいの処置時間だったと思いますが、拷問でした。
今まで色々な治療をしてきたけれど、なんでこんなことやらなきゃいけないんだよ!と初めて本心で思った気がします。
その後車椅子でベッドまで戻り抗生剤の点滴を打ってもらい、お茶と飴をもらってゆっくり休みました。

大丈夫?と聞いてくれた看護師さんには「大丈夫でぇす!」と精一杯強がりました。
採卵結果
今回できるだけ多くの卵を採るために注射をしていましたが、結果採れたのは4個でした。
事前に見たエコーでは8個の卵が育っていたようですが。。。
注射をしなかった前回は3つだったので私にはあまり注射の効果が出なかったようです。
そして4つのうち1つを体外受精、3つを顕微授精にしました。
通っているクリニックでは同じ値段で6つまで顕微授精することができるので全部顕微にしても良かったのだけれど、顕微にしなくても大丈夫であって欲しいという願望もあったため一つだけふりかけ法にすることにしました。
受精結果
採卵の翌日には電話で受精結果を聞くことができます。
以前は病院まで行って結果を聞いていましたが、おそらく新型コロナの影響で通院せず電話で聞くことができるようになったのだと思います。

でも電話苦手なんだよなぁ。
いつも電話をかける時は喋ることを頭で考えて、必要であれば事前に話す内容をメモしてから電話をかける私。
今回はもう勢いで電話をかけました。「受精結果を聞くためにお電話しました」と言えばいいだけなのですが、「受精〜…確認の結果を聞きたくて、、お電話したんですけども…」と長ったらしくなってました。
始まりグダグダでしたが順調に聞くことができました。
結果は4つ中3つが正常受精が確認できました。
その内訳はふりかけ法にした1つと顕微授精にした3つのうち2つが正常受精。
意外でした。てっきり正常受精じゃなかったやつはふりかけ法にしたものだと思っていました。
顕微授精じゃなくても正常受精できるということがわかり少し安心しました。
今後の流れ
次の移植も自然周期での移植にしようと思っています。自然周期の場合は一度生理を見送ってからの移植になります。
11月に移植する予定です。

今度こそうまくいきますように